品質に関わる人におすすめ資格「QC検定」テキストや参考書も紹介
当記事は品質に関係する人におすすめの資格「QC検定」について書いています。
おすすめテキストを探している人は目次をクリックして後半に飛んでください。
Contents【クリックできる目次】
QC検定をおすすめする理由
品質に関係する人に「QC検定」の資格取得をおすすめしています。
また品質保証部門や製造部門の管理職の人にも、部門内のメンバーに取得奨励していくことをおすすめしています。
その理由がこちらです。
- 学習を通してQCに関する一通りの知識が習得できる(とくに若手)
- 現場への指示共有や上司への説明などに根拠を持った説明ができるようになる
- QCサークル活動に結びつけて組織的な改善の風土を醸成できる
自ら勉強し、知識が身に着けばそれを実際の現場での出来事と照らし合わせて、自分の経験として身に着けることができます。
自ら得た知識は活用したくなるものです。
配属して間もない若手ならば、自信にも繋がり、現場や上司への説明にも根拠を持った説明ができるようになります。
組織的にも資格取得の奨励をしていると、QCサークル活動などに繋げやすく、改善の風土が醸成しやすくなるでしょう。
合格者を部門内で共有することによって競争意識や他のメンバーへの刺激にもなりますし、本人のモチベーションアップにも繋がります。
何級を受ければいいのか?
年齢や実務経験など受験資格は必要ないので何級から受験しても大丈夫です。
事前知識が全くない人は4級がいいと思います。
メーカーへの就職が決まった学生や技術系以外の部門から製造や品質保証部門に配置転換された人は4級からですね。
理系の学生や配属研修を受けた人、製造・品質保証部門の人、研修を受けてある程度の事前知識がある(QC等について聞いたことがある)人は3級から始めるといいです。
事前知識が少なくても自分が関係部門に居れば、部門内研修を受けていたり、普段から耳にする品質の話が多い、周囲にもすぐに聞ける、参考書なども手にしやすいので3級で大丈夫と思います。
チームリーダや管理職は2級から始めるのがいいと思います。
もちろん3級から始めて、部門内メンバーとの意識共有や助言を行うことも効果がありますので、このあたりは考えて選ぶとよいでしょう。
QC検定の勉強方法
資格試験なのでとにかく徹底して過去問を対策しましょう。
過去問で苦手な部分を教科書で調べていくのが効率的な勉強方法です。
「過去問を1年分やる→わからないところをテキストで学習」を年度を遡りながら繰り返しましょう。
特に苦手な分野や項目がはっきりしてきたら、品質工学や信頼性工学の教科書を見ながら勉強すると理解が深まります。
QC検定4級 おすすめテキストと参考書
4級のテキストはQC検定を運営する日本規格協会の公式サイトから無料でダウンロード可能です。
もしも足りない場合はこちらの参考書で勉強しましょう。
QC検定3級 おすすめテキストと参考書
こちらが3級のおすすめテキストと参考書です。
まずは過去問は必須ですね。
過去問の購入時は必ず「年度」を確認して最新版を購入してください。
まずはQC検定を主催している日本規格協会が出版している過去問とテキストを購入し、さらに必要があれば買い足すのがスムーズです。
こちらはテキストです。
QC検定2級 おすすめテキストと参考書
こちらが2級のおすすめテキストと参考書です。
過去問は必須です。
過去問の購入時は必ず「年度」を確認して最新版を購入してください。
こちらは日本規格協会が出版しているテキストです。